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採水地:富士山の自然

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三重構造からなる、日本最高峰「富士山」。

日本列島のほぼ中央、駿河湾北岸に面してそびえる、標高3776メートルの日本最高峰の山「富士山」。富士山は美しい円錐形の火山で、雄大でバランスの取れた端正な山容は、古来より歌や絵画などで親しまれてきました。

富士山は太古からの火山活動によって、小御岳火山、古富士火山、新富士火山と3つ山体が重なって形づくられています。同じ山のなかに異なる地層が存在するまれな構造により、何層も重なった溶岩にしみ込んだ水はきれいに磨かれ、数十年、百余年と長い歳月をかけて溶岩を抜け伏流水となり、広大な富士山麓へ湧き水となってあふれ出します。

日本一の山に降る雨雪は年間で約22億トン。この豊富な雨水や雪どけ水は、山腹や山麓から地下深くに浸透します。その豊かな水脈は、名水百選に選ばれ、長良川、四万十川と並び、日本三大清流の一つである狩野川水系「柿田川湧水群」の水源にもなっており、1日100トン以上の湧水量を誇っています。さらに、国の名勝および天然記念物でもある名瀑「白糸の滝」も、富士山の伏流水の恩恵を受けています。

多雨な気候と標高差によって多種多様な「植物」が楽しめる。

富士山はその周辺と4地域からなる、山と海の国立公園「富士箱根伊豆国立公園」のほぼ中心に位置し、四季の変化を楽しむことができる豊かな自然が広がっています。
降水量の多い気象条件と標高差にして3000メートルもある山麓には、標高によって多種多様な自然の姿を見ることができ、静岡県内に生息する植物種の約半数近くが分布しているとも言われています。

標高800メートル以下の丘陵帯(照葉樹林帯)ではカシ類やクヌギ、1600メートル以下の山岳地(落葉広葉樹林帯)はブナやミズナラ、原生のヒノキ、カラマツなどの針葉樹や苔類が多く見られる高山帯の山頂へと樹木や植物なども変化しています。
なかには貴重種、重要種とされるものも多く、この地でしか見ることができないさまざまな植物が植生しています。

富士山で見られる植物ギャラリー:(写真上段左上から)ヤマブキ、レンゲショウマ、キキョウ、スイセン(写真下段左上から)ラショウモンカズラ、ノアザミ、ノコンギク、ツバキ

富士山麓の森林を育成し、日本を代表する「名水」を育む。

富士山原生林

海抜620メートル、平均気温13℃。敷地の45%に緑を残し、さらに敷地の先には未開の原生林が連なっている環境の中に「キリン アルカリイオンの水」の製造工場、富士御殿場蒸溜所があります。